【メモ】シンセサイザー YAMAHA EOS B200 メンテナンス記録(主に電池交換)
YAMAHAのハードシンセ、EOS B200はいつだったか友人の坂崎氏と山かドライブに行った帰りにハードオフで購入した物でした。
ジャンク、ハードケース付きで五千円ほど・・・。
余談にはなりますが、YAMAHAのEOSはボーカロイド鏡音リン・レンの衣装デザインのモチーフになっていると言うのは知る人ぞ知るお話ですね。
長らく自分の部屋の片隅に放置されている存在でしたがこの度時間の余裕が出来てようやく修理する事が出来ました。
(修理と言うほどの大した事はしていませんが)
その記録を備忘録も兼ねて。
注意:このページを参考に自分で修理を行われた際に起こる事故や怪我、故障などについては当方では一切の責任を負いません。もし自分で修理を行われる際は自己責任のもとお願いします。
購入した当初、電源を入れる度に各種設定がリセットされてしまい、
スプリット等も記憶出来ない状態でした。
メンテナンスモードに入り、バッテリーの残量を確認します。
と言っても、OKかNGかのアバウトな表示しか出ませんが(笑)
画像は交換後の物なので既にOKと表示されています。
電池切れの場合はここにNGと表示されます。
まあ、電池が切れていたら異常が出ているので見るまでもなく分かりますが。
詳しい画像などは省きますが、本体裏のネジをすべて外すと内部にアクセスすることが出来ます。
その際は本体をひっくり返す、つまり鍵盤側をどこかにつける必要があるので破損等起こさないように気をつけます。
自分は掛け布団のうえで作業しました。
B200の電池は基盤にタブではんだ付けされているCR2032電池です。
たまごっちの電池としてもお馴染みの物ですね。
え、今時たまごっちにお馴染みのある人間はいないって?
どこからかは知らないのですがEOSシリーズも途中からバックアップ電池はボタン電池ホルダー式になるそうなのですが、B200は基盤に直付タイプでした。
取り外す際ははんだ吸い取り器か吸い取り線があると便利だと思います。
自分ははんだごてとスポンジのみで取りました。
端子間のピッチは約15mmなのでこちらが適合品だと思います。
思います、と言うのも15mmピッチだと言うのを事前に確認していながら、
自分は間違えて20mmピッチの物を購入してしまい、結局足を折り曲げて取り付けしたのです(ーー;)
一般の方には馴染みのない電池ですが電気街の専門店やAmazonのマーケットプレイス店舗で購入する事が出来ます。
というか、足を折り曲げて電池つけるくらいなら電池ホルダーでも同じ事が出来たような気は・・・。
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こういった電池ホルダーをつけてしまうと当然の事ですが、以後の電池交換は入れ替えのみで済むようになります。
基盤の他の部分にはんだごてを当ててしまうと何が起こるか分からないので最新の注意を払いながらの作業です。
プラスマイナスの極性を間違えないようにしっかり確認してから取り付けます。
ここまで書いたようにB200の電池交換は、はんだ付け作業が必要になるので少しハードルがあります。
逆に言うと電池切れ以外の不具合がないお宝が安く手に入ったりするのですが(笑)
ちなみに、せっかく分解したので抵抗やコンデンサー、その他はんだのクラック等もないかざっと確認してみましたがキレイなものでした。
自分で修理する自信がないと言う方は、家電の修理を受け付けている町の電気屋さんに問い合わせてみると言うのも手かもしれませんね。
お代は要相談でしょうが、楽器と言うところで抵抗を示されても、することは分解して基盤についてるCR2032電池の交換だと言うことを説明できれば引き受けてくれるところはあるかもしれません。
質問等ある方は受け付けますのでコメントからお気軽にどうぞ。
返信に遅れはあるかもしれませんが気づき次第早急にお返しいたします。